ここ最近は暑い日が続き、体調を崩してしまうという方も少なくないのでは?
猛暑の影響を受けているのは、実は私たち人間だけではないのを皆さんはご存知ですか?
ワンちゃん猫ちゃんなどのペットの熱中症は、高温多湿な環境に長時間さらされることで体温が上昇し、高体温や脱水によって起こる病気です。また体温を発散する機能が低下している場合や、過度な運動によっても起こりうる全身に症状が現れる病気です。猫ちゃんにも稀に見られますが、圧倒的に多く見られるのがワンちゃんです。
ワンちゃんの熱中症は悪化すると、臓器不全や心肺停止などの致命的な状態に陥ることがあるので、いち早く体調の変化に気付いてあげることが重要です。
また夏の暑い季節はワンちゃんや猫ちゃんたちが、皮膚病にかかりやすい時期でもあります。
「うちの子なんだか、ぐったりしているな…」「しっぽのあたりに赤い炎症がある…」こんな症状が、あなたのワンちゃんや猫ちゃんに現れたら、どうしますか?すぐに相談できる“かかりつけ医”はいますか?
今日は初めての方でも、安心して任せられる『アビス動物病院』をご紹介いたします。
アビス動物病院とは?
学芸大学からも徒歩10分と近い『アビス動物病院』は、目黒道路沿いにある白いマンションの1階にある、澄んだ水色の看板が特徴の動物病院です。
『アビス動物病院』は2013年にオープンし8年という中で、動物病院が多く集結するこの学芸大学エリアで多くのワンちゃんやネコちゃんを救ってきました。周辺のエリアを中心に、渋谷や蒲田方面からも通っている方もいらっしゃり、また中には、はるばる熱海の方面から通ってくださる方もいるのだそう。
なぜそこまでして、遠方から足を運ぶ方が多いのか。その理由を探るべく『アビス動物病院』に取材をしてきました。
白色を基調とした院内は、とても清潔感があり落ち着く雰囲気があります。また待合室は広々としているため開放的な空間で、ワンちゃんや猫ちゃんも順番に診療を待つことができます。また温かみのあるウッディーな扉や、可愛らしいワンちゃんの形をしたドアノブ。自然と穏やかな気持ちになります。
そんな『アビス動物病院』で代表を務めるのは、爽やかな笑顔が印象的な多田純代院長。また純代院長の夫である多田康祐先生もここ『アビス動物病院』でご勤務されています。
純代院長は麻布大学獣医学部卒業した後、神奈川県の動物病院にて勤務しました。そして2007年より5年間、麻布大学循環器科にて研修した翌年2013年にこの『アビス動物病院』をオープン。
幼い頃から動物が大好きで、自身も小学生の頃に犬を飼っていたのだそう。「犬や猫に関わる仕事がしたい!」と小学生の頃にはすでに思っていたそうで、その頃から獣医を意識するようになっていました。
純代院長が中学生になった頃に、新しく女の子のゴールデンレトリバーが実家にやってきたのだそう。その子の名前が動物病院名にもなっている“アビス”という名前でした。純代院長が獣医師になって5年目に、その子は旅立ってしまったのですが、クリニックをオープンする際に“アビス”という名前をつけたいという強い想いがあり、それが現在のクリニック名になりました。
気軽に足を運べる“かかりつけ医”
「最近、なんだかうちの子の様子がおかしいな…」と思ったら、すぐに足を運べる動物病院はありますか?ワンちゃんや猫ちゃんは言葉を話さない生き物だからこそ、より不安に感じる方も少なくはないですよね。初めてワンちゃんや猫ちゃんを飼った方なら、なおさら心配を感じてしまうはず。
しかし、そんな飼い主さんでも大丈夫。経験豊富な獣医師や看護師、トリマーが揃っている『アビス動物病院』では、小さな症状でも気軽に相談することができます。
「もし耳が痒い!」「吐いてしまった…」など少しでも不安なことがあれば、気軽に受診してみることをおすすめします。
循環器科としても診療可能
内科や外科、皮膚科また泌尿器科などの一般診療に加え、『アビス動物病院』では、循環器科の診療も行っています。循環器科では心臓病の検査を行うことができます。
ーー心臓病とはどういった症状で現れるのでしょうか?
「ワンちゃんであれば、基本的には定期的な検診を行なうことで発見できることも多いのですが、以前の検診から時間が経っている中で咳が目立つようになったり、呼吸がいつもに比べて早いようであれば一度、心臓病の検査をすることをおすすめします。また、猫ちゃんは症状があっても隠してしまう傾向があります。そのため心臓に異常が出てから、発見にいたるまでに5~6年かかってしまうケースも中にはあります。」
心臓病の治療は薬の服用を行い、基本的には薬を処方して維持していくことが大半ですが、精密な検査や大きい手術が必要となれば、『アビス動物病院』は複数の大きな病院と提携しているため、そちらに紹介することも可能。
高性能な機器を完備
「私たち獣医という仕事は獣医学部を卒業して終わりということではなく、常に勉強がつきものな仕事です。獣医学は常に進歩していますので学術的な前進だけではなく当院では、高性能の最新機器を設備しています。それにより、より多くの病気に対応できる環境をづくりを行なっています。」
『アビス動物病院』では、「ICU装置(集中治療室)」を導入しています。ICUとは、呼吸状態の悪い場合や、心臓病を持っているワンちゃんや猫ちゃんの手術後の回復室として使用する機器。高濃度(50%)の酸素を供給するだけでなく、温度や湿度を自動制御することできるため、動物のストレスを最小限に抑えた治療を行うことが可能です。
また、『アビス動物病院』には「血液生化学分析装置」も設備しています。「血液生化学分析装置」とは血液中の化学成分を迅速・簡便・正確に測定できるシステム。
しつけ相談・トレーニング
「初めてワンちゃんを飼ったんだけど、どういう風にしつけをしたらいいか分からない!」そんな悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?『アビス動物病院』は、毎週火曜日、土曜日に「子犬のしつけ教室」を行なっています。
子犬の頃に定期的に動物病院へ来院することで病院への抵抗を軽減したり、噛まないようにトレーニングを行なったりしています。
実際に「子犬のしつけ教室」へ参加し続けている方からは、「前に比べるととてもよくなった」というお声もあるそうです。
また個別トレーニングも平日に行なっているので、ゆっくりと自分のペースに合わせて行いたい方にもおすすめです。
医院詳細
ライターから一言
今回の取材で話を伺った『アビス動物病院』の純代院長は、とても気さくで話しやすい方だという印象を持ちました。
純代院長の話の中でも印象的だったのが、「定期的に検診に来てくれるワンちゃんがいるんですけど、たまたまお散歩で通りかかった時に、その子がずっと入り口で座って待っていることがあったんです。その光景を見るとやはり獣医を続けていきたいと思いますね。」と語ってくださったことでした。
純代院長以外のスタッフの方も、明るい雰囲気で周りの変化にすぐ気がつく方が多いという印象でした。これなら、自分のペットが体調不良になったときも気軽に足を運べて、任せられると思える空間が『アビス動物病院』にはありました。
もし、ワンちゃんや猫ちゃんの“かかりつけ医”を探している方はぜひ、『アビス動物病院』へ。