【コロナ期間中の新サービス】都内でコロナ対策を行なっている映画会社の最新映画

新型コロナウイルスの感染拡大は、日本だけでなく世界を震撼させる出来事として人々を恐怖を与え続けています。緊急事態宣言を発令されたことで、多くの商業施設は休業し繁華街ですら閑散としている毎日です。

土日には多くの人々で賑わう映画館ですら、休館をを余儀なくされ春に公開予定だった多くの映画が延期になりました。公開日が未定の映画が増え続ける毎日に憤りを抑えられない人々もいるでしょう。

また、自宅での生活が長くなり暇を持て余している方もいらっしゃるのではないですか?そんなあなたにご紹介したい最新映画があります。映画館での上映が難しくなったことで、新たな対策を打った映画配給会社によるサービスは、自宅でも快適に最新映画が視聴可能。

今回はそんな工夫を凝らした映画をご紹介します。

精神0

(引用元:O-DANより抜粋)

多くの人々に届ける人間のリアルな喜怒哀楽

新宿にある映画配給会社「東風」は、2009年ごろからさまざまなジャンルのミニシアター系映画を世に送り出しています。また映画館の上映が終了した地域や、上映を行なっていない地域に対して自主的に上映会も行なっており、上映できる本数が少ないミニシアター系映画を、少しでも多くの視聴者に届けようとしているようです。

ドキュメンタリーやノンフィクション作品を取り扱うことが多く、国内・海外問わず映画祭で上映されるものもあります。

そんな東風が新たに配給を決めていたのが「精神0」82歳にして長年続けてきた医師を辞めた本人に突撃したドキュメンタリー映画「精神0」は5月2日に公開が予想されていました。しかしながら、新型コロナウイルスの感染被害の増大に伴い映画館での上映が難しくなり、最新映画を公開予定日に映画を公開できるかわからない状況です。そのため「東風」では、誰でも公開日に映画が見られるように、アイデアを絞りました。

(引用元:Kazuhiro Soda FirmMakerより抜粋)

今やることに意味がある“仮設映画館”

想田和弘監督の最新作「精神0」は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う対策として、公開予定である5月2日同日にインターネット上で公開することを決定しました。

また、公開するデータベースは、視聴者自身で「精神0」が公開予定だった映画館を選択すれば、そこでWEB上の映画館となり、ネット上で見ることができるようです。また、視聴に当たって払ったチケット代は、鑑賞前に選択した映画館に支払われる仕組みになります。

視聴費用を配信会社に払うのでもなく、VODなどで配信を切り替えることもせず仮設映画館を創るそれはきっと“今行けないからこそ、映画館を忘れては行けない”とい気持ちが詰まっているのでしょう。

接触感染率の高い新型ウイルスによって、映画館が窮地に立たされている今だからこそ、「東風」のよう思考を凝らし対策を行なっている映画会社に手を差し伸べなければなら ないと感じませんか?

(引用元:精神0公式HPより抜粋)

上映映画詳細

タイトル 精神0
監督 想田和弘
出演者 山本昌知・山本芳子
製作国 日本・アメリカ
上映時間 128分
ジャンル ドキュメンタリー
あらすじ 長年に渡って精神医療に携わってきた山本医師が、82歳にして突然引退を決意し、その後の人生を踏み出そうとする姿を観察映画形式で描くドキュメンタリー作品

ママをやめてもいいですか!?

(引用元:O-DANより抜粋)

映画スタッフ自らつくる心温まるドキュメント

2006年に創業した映像プロダクション「インディゴフィルムズ」は、“人と地球に優しい”映像を通して 、共感と感動・元気と癒し・勇気と行動力を提供し、世の中の平和づくりと手伝うこと”を理念に置いている会社です。

映画以外にもPVやドキュメンタリービデオの制作なども行う映像スペシャリスたちが集まり、手がける作品にひとつひとつこだわりを持っています。社員自身も編集や演出の経験があるため、一心同体になって作品づくりに取り組むことができるのでしょう。

そんな「インディゴフィルムズ」が今年制作・公開を行なった映画が「ママをやめてもいいですか!?」。監督自らリアルなお母さんの子育て姿を写したリアルドキュメンタリー映画。公開日は2月29日でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大により公開が難しくなったことで新たな対策を打ち出しました。

(引用元:Kosodate LIfeより抜粋)

一緒に見よう“オンライン配信ファミリー映画”

「インディゴフィルムズ」では、最新映画「ママをやめてもいいですか!?」を新型コロナウイルスの感染予防のため、映画上映日同日に、オンライン上でも配信を開始しました。

映画とオンライン上での公開を同時に行うのは、日本史上初。また、視聴者層の半数を超えるであろうと予想される子育てママさんたちのためにも、1回分のチケット購入で3日間、スマホやタブレット、PCで視聴可能なサービスつき。

新型ウイルスの感染拡大に負けず、映画館と協議を重ねた結果成せた結果でしょう。自宅で過ごすことが長い方、特に家族を支える強くて優しいお母さんに向けたエールのようにも聞こえます。

「ママをやめてもいいですか!?」は5月31日までオンライン上映を行うそうです。また、インディゴフィルムズが過去に制作した映画も合わせてオンライン上映を開始したそうなので、「ママをやめてもいいですか!?」を見た後に視聴することまちがいなし。

(引用元:DAILY SHINJUKUより抜粋)

上映映画詳細

タイトル ママをやめてもいいですか!?
監督 豪田トモ
ナレーション 大泉洋
制作国 日本
上映時間 92分
ジャンル ドミュメンタリー
あらすじ 子育てに悩み奮闘するママたちとその家族を監督自ら撮影したリアルドキュメンタリー。産後のうつ病や孤独な子育て、夫婦のすれ違いなど命の育むことの難しさと喜びをカメラに納めたノンフィクション作品。

 Fukushima50

(引用元:O-DANより抜粋)

自然の脅威と戦った男たちの真実をみる

1895年創業の映画制作・配給会社である株式会社松竹と出版事業や映像事業を行う企業KADOKAWAが共同配給した映画が2020年の3月に公開されました。みなさまは映画のタイトルが予想できますか?

門田隆将のノンフィクション書籍を、若松節朗監督が手がけて公開された「Fukushima 50」。佐藤浩市さんや渡辺謙さんなどレジェンド級の豪華俳優陣が出演したことで注目された映画です。

コロナウイルスの感染拡大によって映画公開に大きなダメージを負った映画のひとつ。そんな「Fukushima 50」がコロナ対策によって自宅でも見られるようになりました。

(引用元:NAVERまとめより抜粋)

危機的状況に負けずいち早く対策を打った映画

緊急事態宣言の発令に伴い4月17日から、オンライン上でも映画を公開することを決定した「Fukushima 50」。公開中の映画を、オンラインでも配信を行うのは異例のできごと。前売りを買って、見るのを楽しみにしていたものの映画館が休館になってしまったために打った対策のため、期間限定で行われています。

また、オンラインですでにチケットを購入の方は、そのチケットを利用して自宅でも映画が鑑賞できるようです。まさに自宅が映画館になる瞬間と言えるでしょう。「Fukushima 50」がスマホやタブレットで見られるのは今だけ。この機会に、特別な映画体験をしてはいかがでしょう?

(引用元:東洋経済ONLINEより抜粋)

上映映画詳細

タイトル Fukushima 50
監督 若松節朗
出演者 佐藤浩市,渡辺謙,吉岡秀隆,緒方直人,吉岡里帆斎藤工(以下省略)
製作国 日本
上映時間 122分
ジャンル ドラマ
あらすじ 2011年3月11日に発生した東日本大震災時の福島原発第一事故を題材にした人間ドラマ。当時の吉田所長などの関係者へ直接取材し筆をとった門田正隆のノンフィクション本を原作にして作られた映画。事故発生から5日間の間の職員の奮闘をスリリングに描いた作品。

ライターから一言

新型コロナウイルスの感染拡大により、日常が排除され戸惑いを隠せな日々が続いています。職場に行けず、学校に行けず、自宅で手持ち無沙汰な生活が長い方もいらっしゃるでしょう。“平和とは何か?”を改めて感じさせられたのではないでしょうか。

商業施設も休業せざる負えない状態が続き、娯楽やレジャーと言われるものは私たちの生活から姿を消しました。映画館ですら休館している状態で一体何を楽しめばいいのかわからない方もいらっしゃるでしょう。悔しい思いをしているのは私たちだけではありません。

この春公開しようと計画を立てていた映画会社も多く、彼らもこの非常事態に心を痛めているはずです。しかしながら、こんな世の中だからこそ視聴者に向けて映画を公開しようと踏ん張っている会社があります。

オンライン配信をすることで、自宅でも最新映画を見れるように改善し多くの観客に喜んでもらおうと動く人々の努力を無下にはできませんよね?

自宅で過ごす時間のほんの少し。彼らの作った映画に目を向けて見てはいかがでしょうか。

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